専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報
仏壇選びの達人
仏壇店を選ぶポイントには次のようなものがあります。
このサイトでは全日本宗教用具協同組合加盟店と仏壇公正取引協議会加盟店についてはリストの中で星印を付けています。
全日本宗教用具協同組合(全宗協)は、経済産業省認可の団体で、全国に組合加盟仏壇店があります。地域でも名の知れた歴史もある仏壇店が多いのが特徴で、仏壇や地域毎の仏事について深い理解があることが特徴です。
仏事コーディネーターは仏事コーディネーター資格審査協会が実施する講習を受け試験に合格した人が持つ資格で、仏教・仏事、仏壇の製品内容に対しての幅広い知識を持つことが認定されています。仏壇店に問い合わせる時や来店される時に「仏事コーディネーターの方はいますか」と是非確認して下さい。
仏壇の品質表示・原産国表示を仏壇公正競争規約に沿って表示するのが、仏壇公正取引協議会の会員仏壇店です。仏壇公正競争規約は2012年に公正取引協議会と消費者庁により認定され、同年4月27日に告示、2013年の4月に完全施行されたものです。
仏壇公正競争規約による品質と原産国表示は、仏壇の価値そのものを反映するものですので、仏壇選びの基本となります。
全宗協・仏壇公正取引協議会は全国組織ですが、地域毎の伝統のある組合に加入している仏壇店もあり、仏壇店選びの目安となります。特に、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品仏壇仏具を扱う組合については仏壇店選びの目安となります。
お仏壇の価格を半額にします、と言われた時には、その価格で実際に販売されたことがあるのか、価格の根拠はどこにあるのか確かめて下さい。