店舗写真
基本情報
住所 | 札幌市中央区南1条西2丁目 丸井今井一条館8階 |
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Tel | 011-208-7668 |
HP | オフィシャルサイト |
国産良品コーナーがあります。
国産仏壇のみを展示する「国産良品」のコーナーがあります。
野村仏檀店の印象を一声で言えば「徹底した誠実」だ。その現れの一つが「品質」と「産地」の表示。仏壇公正競争規約に則った表示を漏れなく行う。そして「国産良品」のブランドをお客様に分かりやすく、上手に伝える。
野村仏檀店の仏檀の引出にはメーカーから添付された仏壇公正競争規約に拠る「仏壇本体の必要表示事項」が必ず納められている。仏壇本体の必要事項では「商品名」「原産国」「製造業者等若しくは販売業者の住所、 氏名又は名称及び電話番号 」を記載したものを仏壇の引出に入れる(あるいは本体に添付する)ことが必要になるが、仏壇公正取引協議会の会員仏壇店でも意外とここまでを徹底できている仏壇店は少ない。
「引出を開けると、そこにメーカーさんが付けてくる必要表示事項の書類が入っていますが、このことがお客様に製品内容を伝える上で大切だと思っています。メーカーさんの名前ももちろんお客様に伝わります。規約に拠る商品名も記載されていますので、ネットで検索すれば同様の製品が出てくるかもしれません」と山崎英武取締役は語る。
野村仏檀店が「国産良品」のコーナー作りを行う素地には、こうした背景がある。「国産良品」がスタートした当初からの提供を受けて、表示を実施していたというが、本格的にスタートしたのは二年前のこと。その製品が持つバックボーンを、自社の経営哲学に則り、「国産良品」の仏壇であることをお客様に伝える。「国産良品」のコーナーは店舗二階にあるが、一階の製品の中にもピンク色の「国産良品」のミニ幟を載せた仏壇がたくさんあることに気付く。
お客様にとって分かりやすいのは「国産良品」のコーナーだけではない。人気の「直座」のコーナーでは仏壇の後背に「直座スタイル」の幕を下げ、座布団を敷いて実際に座ってお詣りする体験ができるように工夫されている。そして靴を脱ぐスペースには「国産良品」のマットが敷いてある。
スリムサイズの「Sシリーズ」では黄色のサインボードを活用し、その中に日の丸を配して「もちろん国産です」とお客様にアピールする。こうしたわかりやすさが、お客様の安心を生み出している。
(2018年2月号掲載記事)