池田大仏堂
〒920-0854 石川県金沢市安江町5-7
TEL.076-222-5550 FAX.076-221-5221
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創業嘉永3年(1850年)の池田大仏堂は、金沢駅から約15分。真宗大谷派金沢別院の側にあります。
数年に一度開催される全国伝統的工芸品仏壇仏具展において出展仏壇が上位入賞を続けており、2017年開催の伝産展では第3位となる中小企業長官賞、2020年3月開催時には第2位となる経済産業省製造産業局長賞、第3位となる中小企業長官賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
第24回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 2020年3月開催
経済産業省製造産業局長賞受賞作品
外幅61㎝×奥行56㌢×高さ110㌢
蓮華初開楽図側面開きは蓮池に咲く白蓮華、紅蓮華を蒔絵で描いた鮮烈な作品。側面が開き、そこには睡蓮を描くことで蓮池の遠近を演出します。この空間構成は前回の伝産展で経済産業省製造産業局長賞を受賞した厨子型遠山桜図側面開きと同様の構成。 今回の作品では水面を螺鈿で表現することでさらに蓮に瑞々しさを与えています。「蓮の構想は近くのお寺様の地獄極楽絵図から頂きました」と池田典明社長は語ります。
第24回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 2020年3月開催
中小企業長官賞
外幅67㎝×奥行60㌢×高さ155㌢
桐胴下段三方開きは研出し蒔絵技法による加飾が印象的な作品。戸裏の蒔絵はいわゆる更紗文様。幾何学的な連続枠の中に描かれる文様を採用したことにより、仏壇全体にエキゾチックな雰囲気を作り出しています。「純金7号丸粉を用いて蒔絵筆で文様を描き、擦り漆をかけた後に研ぎ出すことで沈金のような光沢を出しました。蒔絵筆でこれだけの直線を描けるのは職人の技の賜物」と池田典明社長は語ります。本体の側板は桐を二枚重ね合わせたもの。古くら使われてきた技法で、軽量化をはかり、湿気を防ぐ効果があるそうです。
第23回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 2017年3月開催
経済産業省製造産業局長賞受賞作品
池田大仏堂(金沢) 金沢仏壇 厨子型遠山桜図側面開き
54㌢×50㌢×93㌢
第23回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 2017年3月開催
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会賞受賞作品
池田大仏堂(金沢) 金沢仏壇 飛翔鳳凰蒔絵図
基本情報
住所 | 金沢市安江町5-7 |
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Tel | 076-222-5550 |
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