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京仏壇の加茂定

京仏壇の加茂定の写真

加茂定 京町屋の仏壇店 最高の京仏壇・厨子 そして 京仏具をご覧頂けます



呂色仕上げ厨子 伝統的工芸品京仏壇仏具
瑞々しい塗りと、京都ならではの金箔の輝き



高杯(たかつき) 金粉仕上げと溜塗りの垂直線が美しい逸品



常香盤(じょうこうばん) 精緻な錺仕事の香炉 伝統様式が映える台座



華蔓(けまん)供養菩薩が持する楽器を銀象嵌


 


京仏壇 尺4 伝統的工芸品


京仏壇ならでは上品で落ち着いた佇まいの仏壇で、伝統的工芸品(経済産業大臣指定)京仏壇です。
小型(尺4・板内44㎝)でも最高級のお仏壇をお求めの方にお勧めの製品です。

このお仏壇の作りは向堂造り。宮殿の貫(ぬき)には六葉金具付けられる本格仕様です。
塗りの下地は半田地(はんだじ)。膠(にかわ)と呼ばれる動物性のコラーゲンに
砥の粉や胡粉などを練り込んで作る下地です。
半田地に対して漆で作る下地もありますが(堅地)、この製品の仕上げを見るとまるで漆堅地のような仕上り。
深みのある漆黒が、金箔や金具の色と見事に調和します。

仕上げ塗りは呂色(ろいろ)と呼ばれる、生漆の擦り込みと研磨を繰り返す技法で作られていることもありますが、
手間をかけた下地の良さが伝わってくる製品です。

金箔仕上げ部分は漆を接着材として縁付けの純金箔を置く(押す)技法で仕上げたものです。
生漆を塗り、その漆を綺麗に拭き上げ、そこに金箔を押すことで、縁付け金箔ならではの「和紙箔目」が微かに見え、
縁付け金箔の良さを活かした輝きを表現しております。

「お仏壇は御本尊(仏像)を中心にして御安置する空間ですので
御本尊がまず引き立つための仕上げがされた仏壇です」と
加茂定治社長は語ります。


紫檀厨子桐彩色砂子蒔き(伝統的工芸品)



紫檀厨子桐彩色(伝統的工芸品)


 

 


呂色仕上げ厨子(伝統的工芸品)


基本情報

住所 京都市下京区万寿寺通高倉西入ル
Tel 075-351-0128
HP

菊彫りの高坏(たかつき) 優れた木地意匠 溜塗りと金粉蒔きの垂直線の際立つモダンな仏具

菊彫りの高坏(たかつき) 優れた木地意匠 溜塗りと金粉蒔きの垂直線の際立つモダンな仏具

 

 

常香盤

常香盤

伝統的工芸品京仏具 厨子

供養菩薩の楽器を配した華蔓(けまん)

京仏壇の加茂定 尺4京仏壇(伝産指定品)

京仏壇ならでは上品で落ち着いた佇まいの仏壇で、伝統的工芸品(経済産業大臣指定)京仏壇です。
小型(尺4・板内44㎝)でも最高級のお仏壇をお求めの方にお勧めの製品です。

このお仏壇の作りは向堂造り。宮殿の貫(ぬき)には六葉金具付けられる本格仕様です。
塗りの下地は半田地(はんだじ)。膠(にかわ)と呼ばれる動物性のコラーゲンに
砥の粉や胡粉などを練り込んで作る下地です。
半田地に対して漆で作る下地もありますが(堅地)、この製品の仕上げを見るとまるで漆堅地のような仕上り。
深みのある漆黒が、金箔や金具の色と見事に調和します。

仕上げ塗りは呂色(ろいろ)と呼ばれる、生漆の擦り込みと研磨を繰り返す技法で作られていることもありますが、
手間をかけた下地の良さが伝わってくる製品です。

金箔仕上げ部分は漆を接着材として縁付けの純金箔を置く(押す)技法で仕上げたものです。
生漆を塗り、その漆を綺麗に拭き上げ、そこに金箔を押すことで、縁付け金箔ならではの「和紙箔目」が微かに見え、
縁付け金箔の良さを活かした輝きを表現しております。

「お仏壇は御本尊(仏像)を中心にして御安置する空間ですので
御本尊がまず引き立つための仕上げがされた仏壇です」と
加茂定治社長は語ります。

京仏壇の加茂定 紫檀厨子桐彩色砂子蒔き

紫檀厨子桐彩色砂子蒔き

京仏壇の加茂定

職人技が生み出した驚異の京仏壇

京仏壇、と言っても様々な製品がありますが、京都の全ての仏壇店が「これこそ京仏壇」と認める仏壇が加茂定にはあります。特に地彫と呼ばれる技法で作られた錺金具は現在では再現することが難しいレベルのものです。塗りはもちろん漆堅地、総呂色仕上げです。最高の京仏壇をお求めの方には、是非一度ご覧頂きたいお仏壇です(通常は非公開製品)。

 

在家用中央卓

今では製作が難しい 在家用中央卓

中央卓は香卓とも呼ばれ本来は寺院において香炉を置く仏具として用いられるもの。ここで紹介する中央卓は在家用仏壇の仏器台として製作されたものを思われる。

(1)四角が全て総木瓜で甲板(天板)・貫(ぬき)・木瓜・地覆の曲面に合わせた錺金具を打つ。鰭部分は紐面仕上げで、脚先は若葉の筋彫り。

(2)総木瓜・鰭紐面・甲板四隅錺金具・脚先若葉仕上げ。

(3)甲板木瓜。

(4)甲板四角。

佛光寺派五具足

素晴らしい鋳造・彫金仏具 浄土真宗佛光寺派五具足

箱書きに「佛光寺派阿弥陀堂内深彫毛師鍍金」とある、精緻な仏具。毛師とは消しのこと。香炉は蓋に龍を載せ菊花の耳を持ち、胴張りには佛光寺派の下り藤を唐草の中に配置する。その文様を引き立たせるのが細かい魚々子。
花立ても同じく佛光寺派下り藤の紋。そして牡丹を彫り出し魚々子を地蒔きする。(宗教工芸新聞2010年7月号掲載)

掛盤卓

白檀塗りの天板を持つ掛盤卓

掛盤卓とは元々食器を置く食卓のこと。ここで見る掛盤卓は浄土真宗本願寺派寺院で用いられる仏具。
天板は蓮散らしの白檀仕上げ。白檀仕上げとは金箔の上から透き漆を塗って仕上げたもの。狭間には蓮水の彩色彫刻を入れる。

雨龍七具足

豊穣を象徴する雨龍を持つ五具足

雨龍(あまりゅう・あめりゅう等)とは、雲を巻き起こし雨をもたらす豊穣の象徴。この雨龍を仏具に配し、運命と家運の上騰を祈った逸品仏具。

際立つ漆の透明感 京位牌

繊細な彫刻と透き通る漆仕上げに魂が宿る京位牌

総牡丹唐草の前卓

総牡丹唐草・筋脚の美しい前卓

二重垂木の燈籠

工芸としての燈籠

最高の京蒔絵の技で仕上げられた猫戸蒔絵

贅沢な金使い

加茂定

猫戸蒔絵 高度な蒔絵技術と贅沢な金使い

京仏壇 大柱の錺金具

京仏壇の大柱の錺金具 珍しい紫陽花文様も

大柱の巻き金具は、古加茂定が以前製作した製品のもの。
総地彫り金具で下部は唐獅子牡丹に蝶、中部は牡丹・菊・紫陽花、上部は雲鶴に菊唐草という、京都ならではの仕様。紫陽花柄の錺金具は珍しいが、お施主様が紫陽花を望まれたのかもしれない。であれば、それに応える加茂定と職人の技も大したものである。また、この柱は欅製で漆塗りが時代の流れの中で得も言えぬ透明感となっていることも素晴らしい。

 

 

華麗な高坏 呂色仕上げ&金粉蒔き漆磨き仕上げ

朱色の漆塗りと金粉仕上げが鮮やかな高坏(たかつき)。

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