専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報
仏壇はその家のメモリーボックスだ。 私が中学生の頃の話である。 家に昔からあった仏壇は老朽化がひどくなり、買いかえる事になった時の話だ。 それまでは、 「位牌の数が多くて仏様の姿が見えん」 という有様で、古 […]
14年前、57歳で逝った父は、無類の読書好きだった。脳裏に浮かぶ父はいつも書斎におり、机に何冊もの本を積み上げていた。何冊もの本を、同時進行で読むほどの多読家だったのだ。そんな父について、私が18歳の時、書き記した小文が […]
第3回母の日参り手紙コンクールには1353通の作品が寄せられ、16編の受賞作品が決定しました。ぜひ お線香の日本香堂では、「母の日参り」のキャンペーンを実施中です。
平安時代後期 即成院 阿弥陀如来と二十五菩薩 『往生要集』には信仰の深さにより、全ての人が往生できる可能性を説いている。 人々は極楽往生を念じ続けることにより極楽浄土より阿弥陀如来が迎えに来てくれると信じた。
平安時代後期 平等院鳳凰堂 雲中供養菩薩像 平等院鳳凰堂堂内部の長押上部の壁に52軀(後補含む)掛けられている(5軀の僧形と菩薩形)。 雲上で楽器を奏でたり、踊っていたりとさまざまな姿で阿弥陀如来を供養している。
平安時代後期 平等院鳳凰堂 阿弥陀如来像 定朝作。平安時代後期は日本独自の彫刻表現が確立された時代。貴族が好んだ典雅で優美は作風。 寄木造り・割矧ぎ造りという技法で、この技法により巨像の制作が容易になり、以降、仏像制作の […]
平安時代 醍醐寺 薬師如来像 薬師三尊の中尊。堂々とした重量感があるが、衣文は浅く穏やかである。光背の化仏も薬師如来であり、 本体と合わせて「七仏薬師」を表現。
平安時代 獅子窟寺 薬師如来像 榧の一木造り。行基が3年3ヶ月をかけ制作。独特の目鼻立ちと衣文が美しく、足先まで衣で包んでいる。左右の手は後補によるもの、作られた当初は密教の印を結ぶ形だったと思われる。
雅やかな曲面を漆と箔でしあげた「波浄美(はじょうび)」 波面はお互いに反射し合い、穏やかな日本の美を演出します。 サイズ H49㌢×W44㌢×D31㌢ 「波浄美」は小型ながら呂色仕上げと箔押しの、職人の手間が重ねられた逸 […]
平安時代後期 清凉寺 釈迦如来像 宋に渡った東大寺の僧奝然(ちょうねん)は、台州開元寺のインド伝来と伝わる、牛頭栴檀で刻られた釈迦像の瑞像を模刻させ、987年帰国。日本に伝えられたことで、更に多くの模刻像が生み出された。 […]