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蓮池うるし工芸(東広島)の経産大臣受賞仏壇

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蓮池うるし工芸
東広島市西条町西条東1054
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TEL.0824-23-2876  FAX.0824-23-2876
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蓮池うるし工芸では昔ながらの伝統技法を守りながら、現代の生活空間に似合うお仏壇を、漆塗り仕上げで製作しております。


第24回伝統的工芸品仏壇仏具展で最高賞の経済産業大臣賞を連続受賞
(2020年3月)


蓮池うるし工芸

第24回全国伝統的工芸品仏壇仏具展で最高賞となる経済産業大臣賞を受賞した作品と伝統工芸士で製作者の蓮池稔氏

蓮池うるし工芸

黒塗りの軸戸には銀杏を描き、下框には桜の蒔絵を配する


宗教工芸新聞2020年3月号掲載記事より


扉と大柱に使われる孔雀杢を持つ黒柿は希少材中の希少材。見る人を惹きつける文様を持つ黒柿は六十回以上塗り重ねたという摺り漆で仕上げられている。

「黒柿はずいぶんと前に仕入れたもので、摺り漆の工程では漆を馴染ませるための捨て漆も繰り返しながら漆を塗り重ねました」と蓮池稔氏は語る。その漆塗り面は工芸としての名にふさわしい光沢を持つ。

大柱の石突き蓮華座は蓮池うるし工芸ならではの堆漆。色漆を丹念に何層にも重ね塗りをした上で、蓮華座に彫刻。須弥壇下の束(つか)にも同様の堆漆が使われ、こちらの方は「同じ色漆でも乾くスピードによって赤や赤黒と異なった発色した上から束の前面に摺り漆を塗り研ぎ出すことで、色の違いが微妙に出た」と蓮池氏は語る。

須弥壇下、猫戸には薄い金の板を切り抜いた平文(ひょうもん)、平目粉、丸粉そして螺鈿という江戸時代の大名道具並の豪華な漆工技法を施した箇所。漆の濾綿を使い銀線を十字に渡す技法は蓮池うるし工芸ならでは。

須弥脇には竹の編み細工を採用。蓮池稔氏自身が作り上げたというこの竹編みだが、部分的に金箔が押された竹を用いることで変化を生み出す。

作品の塗りは、和紙貼りを行った後に伝統的な膠胡粉地。漆の立塗りで、上台輪の仕上げには「気に入るまで結局五、六回塗り直しました」というこだわり。

経済産業大臣賞受賞の名にふさわしい作品だ。


第23回伝統的工芸品仏壇仏具店で経済産業大臣賞を受賞
初の最高賞の受賞


第23回全国伝統工芸品仏壇仏具展で最高賞となる経済産業大臣賞を受賞したお仏壇

第23回全国伝統工芸品仏壇仏具展で最高賞となる経済産業大臣賞を受賞したお仏壇

2017年3月に開催された第23回伝統的工芸品仏壇仏具展で最高賞を受賞したお仏壇です。

2017年3月に開催された第23回全国伝統的工芸品仏壇仏具展で最高賞となる経済産業大臣賞を受賞したのが蓮池うるし工芸の広島仏壇「36号小口三方開イハイ台堆漆乾漆象嵌」。塗り重ねられた堆漆が須弥壇前や中段前に貼られ、大柱の栃縮杢は透き漆で輝き、大戸には希少な欅玉杢材が使われています。

この作品について蓮池稔氏は次にように語ります。

「扉を開いた時、大戸の欅玉杢と大柱の栃八角虎杢と欄間彫刻の総雲の模様で、全体が雲に覆われている御浄土を表現したいという想いで製作しました。私が一番伝えたかった事は、素材の魅力、先人が考え出した漆の技法など、普段あまり目にすることのない素晴らしい伝統を今回の作品に取り入れ、工芸としての仏壇の価値創造を次の世代に提案することです」

堆漆は7色の漆を500回から600回塗り重ねられたもの。毎晩毎晩、色漆を塗り重ねていったものです。

塗り重ねられた色漆の層

塗り重ねられた色漆の層

 

(この製品は2018年、地元広島ですでに販売されています。)


この製品は2005年、名古屋で開催された第18回全国伝統的工芸品仏壇仏具展で中国経済産業局長賞を受賞した「三尺四寸前開き総粉前呂色仕上げ 透かし錺金具型蒔絵」です。

蓮池うるし工房(広島)仏壇2005中国経済産業局長賞

平成17年伝統的工芸品仏壇仏具展中国経済産業局長賞受賞


京型円窓障子のお仏壇です。柱には籠彫りを施し、螺鈿蒔絵飾り、四季折々の蒔絵などがお仏壇を美しく飾ります。

蓮池うるし工房(広島) 中国経済産業局長賞受賞仏壇


平成11年(1999年)以降の全国伝統的工芸品仏壇仏具展において蓮池うるし工房は以下のような受賞をしています。

平成11年(第15回) 中国通商産業局長賞

平成13年(第16回) 中国通商産業局長賞

平成15年(第17回) 伝統的工芸品産業振興協会会長賞 広島県知事賞

平成17年(第18回) 中国通商産業局長賞 広島県知事賞

平成19年(第19回) 伝統的工芸品産業振興協会会長賞 中国通商産業局長賞

平成22年(第20回) 全国伝統的工芸品仏壇仏具連合会会長賞 中国通商産業局長賞

平成25年(第21回) 伝統的工芸品産業振興協会代表理事賞 中国通商産業局長賞

平成28年(第22回) 第2位・経済産業省商務情報政策局局長賞

平成29年(第23回) 第1位・経済産業大臣賞


この存在感のある仏壇はいったいどのようにして作られているのでしょうか。


蓮池うるし工芸の仏壇作りは、仏壇木地の隅々まで和紙を貼ることから始まります。和紙を貼ることで、木地が痩せることを防ぎ、継ぎ目などが塗った後に目立つことがないようにする手間の掛かる仕事です。和紙は古い和綴じ本をほどいて使います。


和紙を貼った後、膠に砥の粉を混ぜたものを塗ることで下地を全体に塗ってゆきます


この膠砥の粉下地を作った後に、今度は膠と地の粉を合わせて作ったペースト状の下地を塗ってゆきます。


下地が十分に固まった後に、いよいよ漆を塗ります。伝統工芸士・蓮池稔の仕事です。上半身裸になるのは、漆にほこりやごみを落とさないためで、漆を塗る時間はまさに蓮池稔にとっての「真剣勝負」の時間となります。


金箔は1万分の数㍉という薄い純金箔です。


蓮池うるし工房の人気製品のひとつが「18号桜もみじ」です。白木の彫りは宮島細工となっています。欄間彫刻は桜、柱には蒔絵で紅葉を描きます。春秋の情感溢れる逸品仏壇です。


新作の上置仏壇はもちろん漆仕上げ。戸板には栃の無垢縮み杢を用い、須弥壇下には漆精製の際に使われる綿が使われています。黒塗りの部分は黒漆仕上げ、栃の縮み杢の部分は摺り漆で仕上げています。


蓮池うるし工芸 東広島市西条町西条東1054-1 TEL.0824-23-2876  FAX.0824-23-2876

 

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