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橋本光巖堂(京都)伝統的な襖・障子製作、本金箔紙製作、表具・掛軸製作、古書画修理など

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橋本光巖堂の仕事の幅は実に広い。今回の取材時、工房二階では鳥の子紙に金箔を押す「本金紙」の製作が行われていた。

仏壇・仏具で使われる金箔は一般的に三寸六分と呼ばれる約10・9㌢四方の金箔、表具に用いられる金箔は12・7㌢(4寸2分)、橋本光巖堂で使われるのは5寸2分(約15・7㌢四方)の金箔。大きな金箔を用いることで単価を下げ、本金紙をよりお求め易いものとしている。金箔の内容はもちろん伝統的な製法で作られる縁付け箔だ。

金紙製作は鳥の子紙と呼ばれる和紙を重ねたものをピンとはり、そこに礬水(どうさ)で下地を作ることから始まる。金箔を接着させる溶剤を塗り、そこに慎重に純金箔を押して行く。
こうして作られた純金紙は襖や屏風、寺院堂内荘厳の素材となる。

橋本光巖堂の特徴は本金紙の製作と、寺院堂内での施工を共に行えることにある。一般的に本金紙の専門の職人は本金紙の製作のみであり、堂内施工まで一貫して行えるうことはないが、橋本光巖堂は堂内の本金紙施工までを行うことができため、広く頼られる存在となっている。

襖と一口にいっても、その内容は様々。

橋本光巖堂が製作する襖は、内部の骨組みに対して何層にも和紙を貼り重ねる伝統的な襖。仕上がった襖の表面を軽く叩くと、誰もがその腰のある弾力に驚かれる。

「貼ってしまうと中が見えなくなる襖ですが、日本の湿気の多い風土を考えると、社寺の襖にはやはり伝統的な手間を尽くした襖がお薦めです」と橋本真次社長は語る。

工房には中骨から重層に和紙が貼られた本襖の構造が分かる見本が於かれているので是非参考にして頂きたい。

この本襖の構造見本の脇に置かれているのが、宗派や寺院の寺紋を木版で和紙に摺り込んだ「唐紙」の襖が置かれている。唐紙とは染め型となる木版で様々な文様を和紙の上に描き出したものであるが、橋本光巖堂をこの唐紙を用いた襖の製作、堂内や室内の加飾を多数行ってきた。
「唐紙というとても高額なものというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、私どもの唐紙は納得して頂ける内容のものです」と橋本社長。襖でだけでなく、もちろん障子の製作も行う。最近人気なのは破れにくい「ワーロン障子」であり、橋本光巖堂ではそこに寺紋を入れた製品も作り出している

様々な文様を持つ裂を使い書画を表具することも、橋本光巖堂の主な仕事の一つです。お寺や神社、茶道や華道などの流派により様々な決まり事、好みがあり、橋本光巖堂は様々なご要望に対応しております。

表具・書画の修復も多く寄せられ、熟練の職人が修復にあたります。

橋本光巖堂 京都市下京区新町通り六条下ル艮町868 TEL.075-351-2928  FAX.075-351-6758

 

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