専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する仏壇と仏壇店情報
仏像百科
鎌倉時代 円応寺 初江王像 人は死後、仏が姿を変えた十王(十人裁判官)によって、七日ごとに生前の罪を裁かれる。 初江王は冥界の裁判官のひとり、二七日に登場する。鎌倉幕府は西端境界に墓所が置き、その鎮魂のため 十王や地蔵菩薩を安置した。現在、鎌倉国宝館に寄託されている。慶派の佛師幸有の作。