井上仏壇(彦根)
井上仏壇
〒522-0031 滋賀県彦根市芹中町50
TEL.0120-557-552 FAX.0749-22-1333
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創業明治34年(1901年)の井上仏壇は、仏壇産地彦根を代表するお仏壇製作処。社長の井上昌一さんは仏壇製作のディレクターとして積極的な活動を展開してきました。第24回全国伝統的工芸品仏壇仏具展の上位入賞は、そんな井上昌一さんの想いのこもった作品。これだけの大型仏壇ですと、どこか伝統の枠の中で流されてしまいますが、隅々まで創造的な仏壇に仕上がっています。錺金具や蒔絵の意匠にはデザイナーを起用し、仏壇全体に物語性が宿ります。
デザイナーの想い、はこちらから
第24回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 2020年3月開催
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会賞
外幅130㎝×奥行88㌢×高さ179㌢
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会長賞を受賞した彦根仏壇
受賞作品と井上昌一社長
井上仏壇工房での組立工程&完成写真
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組立中の受賞仏壇
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左に見えるのは仏壇の下台でコロが見える
彫刻は親鸞聖人の物語
長押金具は月をモチーフにしている風情のあるもの
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長押錺金具 上弦の月
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長押金具 満月
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長押金具 下弦の月
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大戸の内刳りは欅の柾目の木目出し蝋色仕上げ 障子枠は詰め梨地蝋色仕上げ技法が使われる
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稀少な欅無垢玉杢材を純金箔で仕上げた大戸
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組立中の須弥壇 龍彫りが取り付けられている 中段の錺金具は竹に松の意匠 蒔絵意匠は鴛鴦を中心としたもの
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完成した内陣 龍彫りを持つ風格のある須弥壇が中央に座する
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組立中の内陣 柱の中央には抱き牡丹と八ツ藤の寺紋が入る
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欅の大柱は純金粉による「目はじき(杢目出し)」仕上げ
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大柱に錺金具を取り付ける
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大柱は本地彫り金具。中央のふっかけ(小判型の金具)は純銀製。金と銀のコントラストが仏壇全体に心地よい緊張感と気品を生み出す
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下段の錺金具 流水・梅・椛・亀・八ツ橋の意匠を用いる
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竹に松の意匠の中段の錺金具