専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報
お知らせ
大與
〒520-1623 滋賀県高島市今津町住吉2-5-8
TEL. 0740-22-0557 FAX. 0740-22-1267
大正3年(1914年)大西與一郎が滋賀県高島郡(現高島市)今津町で創業したことが大與の始まりです。大與(だいよ)の社名は創業者の名前にちなむものです。それから四代に渡って百余年。和ろうそく一筋に歩んでまいりました。三代大西明弘は櫨蝋燭に強いこだわりを持ちながら、新たな蝋素材の開発にも努め、現在に続く大與スピリットを築きました。現社長の四代大西巧は大與のスピリットを引き継ぎながら、新たな製品開発に取り組み、2011年には「お米のティーライトキャンドル」がグッドデザイン賞そしてグッドデザイン中小企業庁長官賞を受賞しました。さらに「hitohito」ブランドを提案。「火と人」をテーマにした「hitohito」は、蝋燭の灯りが生み出す人の暮らし、生活を提案するもの。
和蝋燭の製造
自然素材を使って、人の手で丁寧に作られた大與の和蝋燭は、まさに人と火を繋ぐ「メディア」としての役割を果たす。
櫨の実の採取から始まる製蠟は主に福岡県久留米地方で行われている。櫨の実はもちろん人の手で採取されている貴重なものだ。灯芯には和紙に藺草の芯を巻き付けたものが使われる。そして大西巧氏が丹精込めて櫨蝋燭を作り上げる。
和蝋燭を販売する時にこのような物語を丁寧にお客様に伝えなくてはならない。和蝋燭は工芸の世界にあり、素材や製法を知り、お客様に伝えることが何よりも大切だ。
お米のティーライトキャンドル
「お米のそうろく」の定番人気であるコラム(円柱)パッケージの製品は20本入りで1000円(税別)。燃焼時間は40分。
お米のティーライトキャンドル
2011年のグッドデザイン賞・中小企業庁長官賞を受賞した大與(だいよ・高島)の「お米のろうそく」に「お米のティーライトキャンドル」が登場した。製品は6個入りで小売価格は650円(税別)。
「お米のティーライトキャンドル」は国産の米ヌカから採取した蝋を100%用いたろうそく。
火と人の関わり合い、生活の中でのろうそくの灯りを再発見し、これからのろうそくを提案する。ろうそくの明かりは、心に響く。「食事の時にテーブルに置いて頂いても、ローソクの嫌な匂いがない天然素材の蝋燭です。もちろん仏壇や神棚にも最適。安定性も高いので安全に使って頂くことができます」
こめぬかろうそく まめ
「米ぬかろうそく・まめ」は高さ4・5㌢。燃焼時間僅か15分と、小型仏壇でも使えるサイズの和蝋燭としてヒット商品となった。発表時は白と赤の2種類であったが、各種色付のまめをセットした「ビビッドカラーアソート」「アースカラーアソート」が発表され、都市型モダン仏壇にもぴったりの製品として注目を集めている。
価格は10本入りで白・赤タイプが1000円(税別)、カラーアソートタイプが1100円(税別)。
hinoto
箱には櫨の木の古画をデザインし、蓋を開けると櫨ろうそくの説明と、火炎宝珠に隠れる櫨ろうそくが現れるというもの。
0.5号(匁・もんめ)で14本、1号で10本、2号で8本、3号で6本をセットすることができる。希望小売価格はいずれも2000円(税別)。
櫨ろうそくはその価値が伝わりやすいろうそくの最高級品。クラフト感覚でデザインされた大與の専用パッケージを用いることで、櫨ろうそく販売に新しい世界が開くはずだ。
特撰絵ろうそく 十二ヶ月を彩る草花セット
「特撰絵ろうそく・十二ヶ月を彩る草花セット」に描かれる四季の草花はまさに日本画の世界。繊細な画筆で、牡丹などには暈かしの技法も使われ、アクセントとして金色が上品に使われた製品もある。
「特撰絵ろうそく・十二ヶ月を彩る草花セット」の本体は米ぬか蝋の和蝋燭。サイズは三号、12本入りで9000円(税別)。そのクォリティーの高さで、これからの年末贈答需要に向けて格好の製品。頂いた方は、美しい花々に添えられた送り主の気持ちに心を癒やされるに違いない。
花の内容は以下の通り。
睦月=菫・梅に鶯 如月=蒲公英・菜の花 弥生=牡丹・桜 卯月=紅花・藤 皐月=菖蒲・紫陽花 文月=撫子・桔梗
葉月=女郎花・菊 長月=藤袴・秋桜 神無月=鹿に紅葉・水仙 霜月=千両・椿 師走=福寿草・南天
色ろうそく 春 夏 秋 冬
様々な色で仕上げた「色ろうそく」も豊富に揃え、春夏秋冬のテーマにした「色ろうそく」のギフトパッケージもある。
まるでクレパスの箱のようで、楽しさが伝わってくる。