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仏壇と仏壇店情報
仏像百科
平安時代 教王護国寺(東寺) 五大明王 空海によって造営された、密教において成立・発展した忿怒相の仏。 不動明王(中央・大日如来の化身) 左から軍荼利明王(南方を守護)、大威徳明王(西方を守護)、 金剛夜叉明王(北方を守 […]
平安時代 勝常寺 薬師如来 欅の一木割矧造、光背は5~7cm厚の一枚板。 8世紀末~9世紀初には東北地方にも仏教文化か定着し始め、福島県勝常寺の薬師如来像は、 奈良時代後期の畿内の仏像を手本にしたような様式
平安時代 宝菩提院願徳寺 菩薩半跏像(伝如意輪観音) 檜の一木造で像高88.2cmと檀像風(小像・一材・緻密・素木)の小像で、複雑な衣文や、瞳に黒石を嵌め、 二重瞼で切れ長な眼の表情は、中国・唐時代の彫刻の影響か
天平時代 東大寺 誕生釈迦仏 釈迦の誕生日と伝えられる4月8日に行われる灌仏会。 東大寺では仏生会と呼ばれ、花で飾られた花御堂に安置して甘茶を注ぐ。 甘茶を注ぐのは、釈迦が誕生した時、天から甘露が降ったという伝説から。
天平時代 興福寺 十大弟子のうち(富楼那・須菩提・木犍連) 釈迦弟子の中でもの優秀な弟子10名を十大弟子という。それぞれ卓越した能力を持ち釈迦の教えを伝える。 十大弟子(大迦葉・阿那律・富楼那・迦旃延・優婆離・羅睺羅・舎 […]
天平時代 東大寺 毘盧舎那仏(大仏) 聖武天皇が国家鎮護のため造立 火災で損傷、右腋から腹部・膝・袖・蓮弁が当初のもの。 蓮弁(左)には釈迦を中心とした蓮華蔵世界が線刻されている。