専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する仏壇と仏壇店情報
仏像百科
平安時代後期 清凉寺 釈迦如来像
宋に渡った東大寺の僧奝然(ちょうねん)は、台州開元寺のインド伝来と伝わる、牛頭栴檀で刻られた釈迦像の瑞像を模刻させ、987年帰国。日本に伝えられたことで、更に多くの模刻像が生み出された。 生身の釈迦である事を表すため、釈迦の胎内には絹で作られた五臓六腑が納められている。