仏壇選びの達人

専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報

第5回わが家のお仏壇物語

佳作「純真無垢な祈り」大塚達也(徳島県・37歳)


 高校受験の前、インターハイ出場が懸かった試合当日、家族が手術を控えた朝…。大切な一日の始まりには、必ずお仏壇に祈ってから出掛けた。

「良い結果が出ますように…」。

 だが、それらは何かが違うことに気付かされた。2才になったばかりの姪が、お仏壇の前で私たち大人を真似て小さな手を合わせる。何も願わぬ純真無垢な祈り…これこそが、本当の祈りの姿なのだ。大切にしなければならないのは常日頃の心掛けで、自らの都合だけを押し付けてはならないのだ。

 このお仏壇は、私が生まれる何年も前からわが家にあるものだ。嬉しい時や悲しい時、そして新しい命が誕生する瞬間を、いつも一番近くで見守ってくれている。

 感謝の気持ちを忘れずに、これからも大切にして行きたいと思う。

仏壇公正取引協議会
祈ってみよう、大切な誰かのために。PRAY for (ONE)