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加茂定 京町屋の仏壇店 最高の京仏壇・厨子 そして 京仏具をご覧頂けます
京都市下京区万寿寺通高倉西入ル
TEL.075-351-0128
加茂定・ホームページ
京仏壇 尺4 伝統的工芸品
京仏壇ならでは上品で落ち着いた佇まいの仏壇で、伝統的工芸品(経済産業大臣指定)京仏壇です。
小型(尺4・板内44㎝)でも最高級のお仏壇をお求めの方にお勧めの製品です。
このお仏壇の作りは向堂造り。宮殿の貫(ぬき)には六葉金具付けられる本格仕様です。
塗りの下地は半田地(はんだじ)。膠(にかわ)と呼ばれる動物性のコラーゲンに
砥の粉や胡粉などを練り込んで作る下地です。
半田地に対して漆で作る下地もありますが(堅地)、この製品の仕上げを見るとまるで漆堅地のような仕上り。
深みのある漆黒が、金箔や金具の色と見事に調和します。
仕上げ塗りは呂色(ろいろ)と呼ばれる、生漆の擦り込みと研磨を繰り返す技法で作られていることもありますが、
手間をかけた下地の良さが伝わってくる製品です。
金箔仕上げ部分は漆を接着材として縁付けの純金箔を置く(押す)技法で仕上げたものです。
生漆を塗り、その漆を綺麗に拭き上げ、そこに金箔を押すことで、縁付け金箔ならではの「和紙箔目」が微かに見え、
縁付け金箔の良さを活かした輝きを表現しております。
「お仏壇は御本尊(仏像)を中心にして御安置する空間ですので
御本尊がまず引き立つための仕上げがされた仏壇です」と
加茂定治社長は語ります。
紫檀厨子桐彩色砂子蒔き(伝統的工芸品)
紫檀厨子桐彩色(伝統的工芸品)
呂色仕上げ厨子(伝統的工芸品)