専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報
平安時代 醍醐寺 薬師如来像 薬師三尊の中尊。堂々とした重量感があるが、衣文は浅く穏やかである。光背の化仏も薬師如来であり、 本体と合わせて「七仏薬師」を表現。
平安時代 獅子窟寺 薬師如来像 榧の一木造り。行基が3年3ヶ月をかけ制作。独特の目鼻立ちと衣文が美しく、足先まで衣で包んでいる。左右の手は後補によるもの、作られた当初は密教の印を結ぶ形だったと思われる。
雅やかな曲面を漆と箔でしあげた「波浄美(はじょうび)」 波面はお互いに反射し合い、穏やかな日本の美を演出します。 サイズ H49㌢×W44㌢×D31㌢ 「波浄美」は小型ながら呂色仕上げと箔押しの、職人の手間が重ねられた逸 […]
平安時代後期 清凉寺 釈迦如来像 宋に渡った東大寺の僧奝然(ちょうねん)は、台州開元寺のインド伝来と伝わる、牛頭栴檀で刻られた釈迦像の瑞像を模刻させ、987年帰国。日本に伝えられたことで、更に多くの模刻像が生み出された。 […]
平安時代前期 清凉寺 阿弥陀三尊像 檜の一木造り。中尊の阿弥陀如来像は光源氏がモデルともいわれている。 印相の定印は平安時代に入ってからのもの。 それまでは施無畏与願印や説法印が多かった。坐像の脇侍は珍しく、印相も余り見 […]
平安時代前期 室生寺 伝釈迦如来立像(薬師如来立像) 榧の一木造り。現在、釈迦如来と呼ばれているが、十二神将が随侍しており本来は薬師如来として像造されたもの。薬壺を持たない古式の像であろう。
平安時代 向願寺(渡岸寺) 十一面観音菩薩像 檜の一木造り。一般的に十一面観音は頭頂に仏面を表すが、本像は菩薩面とし、 左右耳の後ろに忿怒面・牙上出面を表す。また、耳璫(耳飾り)を付ける。
《1面》第12回「わが家のお仏壇物語」入選作決定 ▷「祈りを紡ぐ」第2号発刊 綾瀬はるかさんインタビュー記事掲載 《2面》日本香堂(東京) 第3回「母の日参り」手紙コンクール開催 ▷洗心「今だから出来る仕事を着実に 命の […]