仏壇選びの達人

専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報

第11回わが家のお仏壇物語

金賞 「カタチ」は変わっても・・」 小松沙織(宮城県・36歳)

「どうぞ、手を合わせてください。」スマートフォンにメッセージが流れる。 沿岸部にある小さな町で私は生まれ育った。 広い仏間に、立派な仏壇。毎日毎日、両親が手を合わせる姿を真似ながら私と姉は育った。 しかし、もうその仏壇は […]

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銀賞 「母からの最後の送り物」 豊島照久(群馬県・68歳)

あんな小さな箱の中に閉じ込められるのは嫌だわ、と言っていた母が、73才の誕生日を迎えた日、唐突に仏壇を購入したのです。 我が家には代々仏壇はありませんでした。東京だから、ということもないと思うのですが、どこかの代で仏壇を […]

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銅賞 「亡き夫と語らうとき」 広瀬美恵(滋賀県・88歳)

「ひいばあちゃん、このキュウリとナスはなぁに?」 「それはねぇ、キュウリの馬とナスの牛と言ってね、ひいおじいちゃんが、キュウリの馬に乗って天国から早くお家に帰って来られ、ナスの牛に乗ってゆっくりあの世に戻られるようにって […]

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銅賞 「小さなお喋り」 田端彩花(千葉県・30歳)

「ちーん」 「まめちゃん、買ってきたよ。お菓子食べて下さい」 小さな手が小さな仏壇に向かって手を合わせている。 この場面の数時間前、三才の娘がお菓子売場へ一直線に走り「まめちゃんのお菓子。まめちゃんのお菓子」と小さな籠を […]

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八田神仏具店賞 「息子の成長」 原 徹(愛媛県・58歳)

妻は、難病のために、自宅から遠く離れた近畿地方の病院に入院していたが、闘病の甲斐なく三か月前に亡くなった。三年半に及ぶ壮絶な闘病生活だった。大阪に住んでいる息子は、私がなかなか病院に行けない分、頻繁に病院に行って、妻に付 […]

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田中佛檀賞 「ココロの拠り所」 大脇桃子(岐阜県・30歳)

大好きなコロッケが喉を通らない、そんな経験を初めてしたのは祖父が亡くなったという知らせを受けた小六の夏のお昼だった。 母子家庭で育った私は祖父母に世話になることが多く、必然的にかなりのおじいちゃん子にもなっていた。 畑で […]

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メイクリーン賞 「我が家の仏壇」 池田一朗(香川県・45歳)

我が家の仏壇が鎮座する部屋は客間である。 特に珍しくはない。田舎の日本家屋となれば葬儀や法事は家で行うため、もっとも広く取った部屋は仏間ということになる。 そのため、祝儀、不祝儀はおろか、親族が集るとき、盆、正月やちょっ […]

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祈りをかたちに 全日本宗教用具共同組合
仏壇公正取引協議会
祈ってみよう、大切な誰かのために。PRAY for (ONE)