仏壇選びの達人

専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報

アラフォー・お仏壇物語

雪の降る前日、私のアパートに小さなお仏壇がきた。 白い本棚の上に佇むそれは、黒く異彩を放っている。 私は独身で、誰とも死別していない。 ご先祖さまの位牌は実家の仏壇にある。 奇妙と思う人があるかもしれない。 。 晩婚の知 […]

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お仏壇の思い出 私の生きる力

父が他界し初七日が過ぎたころ・・?  父が何時もの様に団体旅行から帰りバスが我家の入口に止まり父が下りてきました。玄関に入り「帰ったよ、お世話様」と言いながら何時もの様に居間の父の席に座りました。「今回は、お前には色々と […]

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我が家の仏壇物語

我が家の仏壇に入っている人達のことを考えると、涙なしには語れない。祖父は満州浪人で、馬賊と戦って、胃に穴が開いて病院に入院中に、従軍看護婦だった祖母と結婚し、父を生んで、すぐ亡くなった。父は、終戦間際にロシアの捕虜となっ […]

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お仏間の温もり

 我家のお仏壇は二階にあります。普段、寝る時以外は物を取りに行く程度で、あまり二階を使っていません。お仏間に入るのも朝のお供えの時ぐらいです。  ただ、このお仏間が大好きな連中がいるのです。それは猫。三匹いるうちの一匹が […]

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心のよりどころは小さなお仏壇

私の子供時代、生活の中心はお仏壇でした。  実家は田舎の農家で、朝起きると母が炊いたご飯をお仏壇にお供えし、夜は祖父母がお経をあげる横で手を合わせてから就寝。お仏壇の前で1日が始まり、お仏壇の前で1日が終わるのが日常でし […]

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娘のじいちゃん

父が亡くなったのは8年前…5歳になる娘は「爺ちゃん」を知らない。 その娘が友達に「うちの爺ちゃん優しいんだ」と自慢げに話していた。後で考えると「??」と疑問に思い娘に聞いた。 「どうして爺ちゃんが優しいって知っているの? […]

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魂で会話してます

我家にお仏壇が置かれたのは、四年前の事。突然のバイク事故で十六年の生涯を終えてしまった息子の供養に輝いた人生を送った証にお仏壇が置かれました。 最愛の息子の死を受け入れられず言葉に出来ない絶望感や喪失感、泣いてばかりの日 […]

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おじいちゃんと結ぶ仏壇

私の家の隣に住む、おばあちゃんの家に仏壇はある。 それはおばあちゃんの夫、つまり、私のおじいちゃんにあたる人のものだ。おじいちゃんは、25年以上前に亡くなった。だから、私はおじいちゃんを知らない。 私が生まれた時から仏壇 […]

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わが家の笑顔が集まるお仏壇

わが家の自慢のお仏壇は築百年以上の家に作られた歴史ある仏壇。すべての板が黒く光り輝やいている。昔から乾拭きをして磨き上げた。地区には若い人が街に出て少なくなったが、休日など帰省した時には必ず仏壇の前に座り、帰省の報告をす […]

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私の愛のカタチ

  想えば私は、幼少期の頃から「親孝行」の見本のような、子供だった。 家は貧乏だったが、私は、父の手垢だらけの、大袈裟な愛情の中で、育った。  父は、私が12才の時、ガンで呆気なく、逝ってしまった。お葬式が終わり、父の写 […]

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仏壇公正取引協議会
祈ってみよう、大切な誰かのために。PRAY for (ONE)