仏壇選びの達人

専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報

わが家のお仏壇物語

じいちゃんは、あんまり食べられないまま亡くなっちゃったからね。 「見るだけで、お腹いっぱい」って、いつも言っていたもんね。だから、ゆっくり食べさせてあげようね。  ここに置いてあげれば、毎日少しずつでも食べられるよ。 「 […]

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仏壇は先祖や家族を結ぶもの

私は幼少の頃から仏壇を「なまなまさん」と呼んでいた。たぶん「南無」から派生した言葉だと思う。父母から「仏壇は爺さん婆さんやそれ以前の祖先を供養し拝むものだ」と教えられてきたからである。子供のころ学校から帰ると仏壇の前に行 […]

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わが家のお仏壇物語

子供の頃、仏壇は何となく恐いものだった。どことなく暗い雰囲気が漂っているようで、特に母の田舎の実家の仏壇は特に暗い感じで、その部屋に夜寝なければならないのが厭だった。事実よく眠れなかったことを想い出す。そうした仏壇の暗い […]

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母を想う

この世に生まれて35年間、お仏壇というものとは縁遠い生活を送っていた私。  それが去年の夏、母を亡くしてからは、お仏壇が急に身近な存在になりました。  同じく、お仏壇になじみがない父と共に、母のお仏壇を捜しに仏具屋さんに […]

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小さな掌

母が生前何よりも大切にしていた仏壇を、私も宝物にしています。人生の喜怒哀楽を包み込むような、濃い茶色の仏壇に、私は父母の位牌を安置して、朝夕、自分を報告します。 上の娘が、今年4歳になる孫をつれて、年末年始に東京からやっ […]

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仏壇は仏様との対話空間

わが家の仏壇は昭和59年祖父(享年86才)が亡くなった時に設置しました。私は東京での生活でしたのでその時は実家にはいませんでした。初盆で帰省した際、初めて仏壇を目にした時、あまりの大きさに驚いた記憶があります。古い家なの […]

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わが家自慢(?)のお仏壇

「あ〜、これは完全にお東さんですねぇ」「れっきとした浄土真宗ですわ!」と仏壇を見るなり言われた葬儀社の社長の言葉。  私達遺族は「え〜? そんなぁ」「もう真言宗であげてしまったのに……」と呆然とするばかり。 そもそも、そ […]

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かあちゃん

五歳の時に母が亡くなった。それ以来、十三歳違いの姉を、「かあちゃん」と呼んで大きくなった。  かあちゃんは、五十歳を過ぎた頃から難病を患った。腰から下が麻痺する病気で、数年後には歩けなくなった。それでも私たち家族が行くと […]

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第3回「わが家のお仏壇物語」入選作品発表

第3回フォトエッセイコンテスト「わが家のお仏壇物語」は2011年3月10日で締め切りとなり、全80作品を応募して頂きました。いずれの作品も秀作揃いでしたが、審査の結果以下のように金賞以下の入選作品が決定いたしました。入選 […]

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暮らしのなかにある仏壇

私が物心ついたころには、我家には既に仏壇があった。「それなに?」と問い掛ける私に母は「あんたのお父ちゃんの家よね」と笑って応えていたものだ。 「結婚して十八年目にやっとあんたが生まれたがやにお父ちゃん百日見ただけで死んで […]

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仏壇公正取引協議会
祈ってみよう、大切な誰かのために。PRAY for (ONE)