仏壇選びの達人

専門紙「月刊宗教工芸新聞」が提供する
仏壇と仏壇店情報

第12回わが家のお仏壇物語

佳作「じぃちゃん ありがとう」古江史子(鹿児島県・49歳)

「じぃちゃん、今日は成人式やったよー。」 昨年7月、あっという間に旅立った祖父に成人式の報告をする末娘。 さっと手を合わせ、くるりと向きを変えると 突然、興奮気味に語り出す。 「小学校の先生がきてくださってたわ。」 「お […]

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佳作「宙に浮いている仏壇」本田彩乃(大阪府・17歳)

私のおばあちゃんの家にある仏壇は宙に浮いている。小さい頃から気になっていたので、私は母に聞いてみることにした。すると母はこう言った。 その仏壇は、生後6ヶ月でこの世を去ってしまった祖母の長男のためのものだった。昔、仏壇を […]

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佳作「家族の歴史を刻む仏壇」菊池陽子(東京都・56歳)

「おじいちゃん、おいしいお菓子買ってきたよ」毎週土曜日、1週間分の食糧を買い出しに行った帰りに父の好きなお菓子を仏壇にお供えする。飴やキャラメル、おせんべい、饅頭、たまに地方のお土産など。まるで子どもの仏壇のようだ。 父 […]

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佳作「真夏のお仏壇の思い出」佐藤里華子(青森県・48歳)

あれは私がまだ5歳くらいの熱い夏の日の午後だった。 他の部屋よりなぜかちょっぴり涼しいお仏壇のある部屋で、ひとり遊んでいたときのこと。 ふと、お仏壇を見ると、複数ある扉が気になった。 「この扉、いつも開いているけど閉まる […]

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佳作「ひいおじいちゃんの仏壇にて」安川斐子(千葉県・37歳)

実家へ帰省するお盆。 娘はとってもきれいねぇ!エルサみたい!と大喜びしていました。 ひいおじいちゃんのお仏壇。いつもひいおばあちゃんが娘のためにおやつをおいて迎えてくれてました。 娘は大喜びでなむなむしてくる!とおやつを […]

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佳作「頑固者と胡瓜と茄子」出雲かなる(京都府・19歳)

2020年1月22日 わたしのおじいちゃんは天国へと旅立った。 頑固で愛情表現が下手なおじいちゃんだった。 でも、いつも家族のことを思ってくれていた。 その頑固さに腹が立って、 「お盆には胡瓜に乗って来て茄子で帰るんじゃ […]

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佳作「少年の儀式」河村皆雄(千葉県・31歳)

仏壇のある暮らしを私はその家で学んだ。 私にとって夏休みといえば片道6時間の母の生家への帰省で、祖父母の家はひたすら楽しいだけの場所だった。 スイカ。風鈴。素麺をすすり柱に身長を刻む。線香花火。茄子や胡瓜は馬になる。 そ […]

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佳作「わが家自慢のお仏壇~リビングルームの要~」青木郁雄(茨城県・52歳)

わが家の仏間には「生きとし生けるもの」が仲良く同居している。まさにリビングルームだ。 わが家では相次いで仏を送り出した。 2014年10月に弟が亡くなった。生まれながら心臓が悪く、数々の大手術を両親と乗り越えながら44歳 […]

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佳作「そして私もまた、仏壇に話しかけていた」富永藍子(神奈川県・30歳)

今でも、亡くなった祖父が夢に時々出てくる。 そして私は、今でも思い出す。 お墓や仏壇を見るたびに、「心の中で手を合わせとればええ」と言った祖父の言葉を。 毎日欠かさず仏壇と神棚に手を合わせる祖母とは正反対に、祖父が手を合 […]

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佳作「日常茶飯事」関口光一(長野県・45歳)

「おはようございます」 ご先祖様とともにわが家の一日が始まる。「みんな元気に起きてきたな」と。毎朝、まずは一杯のお水を差し上げると、ご先祖様たちは「夏のお水は冷たくてうまいな。」とおっしゃる。 朝ごはんの米が炊き上がると […]

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祈りをかたちに 全日本宗教用具共同組合
仏壇公正取引協議会
祈ってみよう、大切な誰かのために。PRAY for (ONE)